<解 説>
この劇は、「ぷれジョブってなあに?江戸時代編」にその続編を加えた作品です。「ぷれジョブに興味をもちながらも、なかなか一歩を踏み出せないでいる人たちの背中をちょっとでも押してあげられたら」という思いを込めて制作したオリジナル劇です。ここでの映像は後編の部分のダイジェスト版となっています。
<あらすじ>
江戸時代の新潟湊界隈でのお話。へちま長屋に住む「おしげ」の子「たく」は、引っ込み思案で周囲となかなか馴染めない。「たく」の将来を案じた「おしげ」は寺子屋の先生に、奉公に出られるようになるか相談を持ちかける。先生から、西国の備中の国(今の岡山県)で行われている仕事の手習い(ぷれジョブ)をやってみては・・・と勧められ、不安を感じながらも実施を決意。おしげの知り合いの娘「さち」に付き添い(サポーター)を頼み、越後屋でおだんご販売を行うことになる。はじめは、受け入れに消極的だった越後屋のおかみも、やがて態度を軟化。地域のいろいろな人たちと繋がっていく。
(以後、後編)
かねてから「越後一の大商人」になりたいと思っていた越後屋だったが、新しく着任した代官から「年貢米を高く売ってほしい」と頼まれる。はじめは、代官の甘い誘いにのって、年貢米の横流しや賭場を開いたりして金儲けに走った越後屋であったが、やがて、仕事に熱心にとりくもうとする子供たちとかかわる中で地域のために働きたいと思うようになる。
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